妊娠すると自分の体はどうなるのか?
初めての妊娠は疑問と不安だらけ。
それは2度目でも3度目でも、変わらないです。
妊娠する、ひとつの命を体に宿すというのは、人生においても体においても、とてもとても大きな変化をもたらします。
その中でも気になる変化のひとつとして『食べ物の好み』がありますね。
つわりなどで思うように食べられないこともよくある話です。食べ物の好みがガラリと変わるなんて話もよく聞きます。
赤ちゃんの成長のために、栄養バランスがよく体にいいものを食べたいと思うものですが、食べ物の好みが変わることは、赤ちゃんにどのような影響を与えるのでしょう?
そうしてその変化は、子どもの食べ物の好みと関係しているのでしょうか?
- 関係あるのかどうかを勝手に結論付けてみる
- 妊娠中、食べ物の好みは変わる?
- 食べ物の好みはどのように変わるか?な体験談
- 果たして子どもの好き嫌いはどうなのか?な体験談
- 好き嫌いに関係なく、妊娠中に避けた方がいい食べ物って?
- 妊娠して食べ物の好みが変わると
関係あるのかどうかを勝手に結論付けてみる
妊娠中の食べ物の好みと、子どもの好き嫌いは関係があるのかどうか?
自分なりに結論付けてみると『関係はある』
ただ、親の好みが子どもの現れるというよりはその逆で、子どもの好みが親の食の変化に出ているんじゃないかな、なんて思いました。
では、どうしてそう思ったのかお話していきますね。
妊娠中、食べ物の好みは変わる?
Jaromír NovotaによるPixabayからの画像
妊娠すると、つわりの有無もありますが、なんとなく味覚が変わったように思うものです。
いつもより苦味を強く感じる、甘ったるく感じるなど。
そうなると、いままで美味しく食べられていたものが食べられない、なんてことも起こりえるわけです。
よく妊娠するとすっぱいものが食べたくなるなんて言いますが、あれも口の中に感じる違和感をスッキリさせたいからなのではないかと、個人的には思っています。
食べ物の好みはどのように変わるか?な体験談
長男のときと双子のときでつわりの出方は違っていたので、食べられる物もちょっとずつ違いました。
長男のときは水も飲めなくて。ガッツリ味の濃いものか、まったく味がしないもののどちらかが食べやすかったです。
好みが変わった、と感じることは少なかったですが、それまでは別になくても困らなかった『トマト』を少しだけ食べたい、ほんの一切れ、ひとかけら。
サンドイッチならば具材にトマトがあるもの、サラダにはトマトの角切りを散らして、スープもトマト。
塩分制限もあって、カリウムを摂りたかった時なので、ちょうどよかったと言えばよかったのですが。
妊娠中に食べていたトマト料理について書いてあります↓
双子のときは、食べられるものが日々くるくると変わっていって大変だったのですが、大きな変化を感じたのは、臨月に入ってから。
わたし、フルーツをほぼ食べません。
なくてもまったく困りません。
そんなわたしが「フルーツがほしいー!!」ってなったんですよ。
こんなことがあるんですねぇ。
果たして子どもの好き嫌いはどうなのか?な体験談
妊娠中に経験した食の好みの変化。
それらは、生まれた子どもたちにどう関係しているのでしょうか?
長男の場合
妊娠中に『トマト』をちょっとだけ食べたくなった長男はトマトが大好き。
離乳食のころからトマトが大好物。それは今でも変わらず、ミニトマトなんて置いてあった日には、おやつ代わりにペロリと1パック食べてしまいます。
双子の場合
好んで食べてはいなかったフルーツを無性に食べたくなった双子はフルーツをほとんど食べません。
成長するにつれ、少しずつフルーツを食べることも、好きなフルーツもできてきましたが、なくても困らない程度です。
なんとなく予感はあったんです。
長男のときはフルーツを食べたくはならなかったのに、長男はフルーツが大好き。だから、食べたくなったということはその逆で、あまりフルーツを食べないのではないかなって。
まさに、的中。予感的中。
おかげさまで、離乳食のときは大変でしたよっと。
好き嫌いに関係なく、妊娠中に避けた方がいい食べ物って?
医療関係者でもない、栄養士でもない、知識もないわたしが無責任に言います。
「アルコールと毒以外は別に食べてもいいんじゃない」
でも確かに、食べない方がいいものはあります。
アルコール
論外。ダメ、絶対。赤ちゃんが酔っ払っちゃいます
水銀を含む魚
知っていましたか?
わたしは妊娠して、産婦人科のロビーに貼ってあるポスターを見るまでさっぱり知りませんでした。
水銀は、みんな大好きマグロやメカジキ、キンメダイなんかに含まれています。加工してあっても変わりませんので、ツナ缶も同様です。
厚生労働省では、妊婦さんの摂取量に基準を設けています。
しかし、よいですか。
絶対食べてはいけないわけではないんです。
赤ちゃんによくないなら、食べない方がいいんじゃないの?って思っちゃうかもしれないし、わたしも実際思ったんですけど、そうじゃないです。
お魚の栄養は体に必要なものです。食べすぎにだけだけ注意しましょう。
食中毒を起こしやすい食材
生肉は論外。今はほとんどの生肉は食することを禁止されています
(馬肉など食べられるものもありますが、妊娠中は避けるとよいと思います)
わたしは激レアのお肉が好きなので、妊娠中もモリモリ食べてたんですが、のちに知るところによると、それもよくないです。
うっかり忘れがちなのが生ハムやナチュラルチーズなどはリステリア菌が赤ちゃんに影響があるので、避けた方がよいと言われています。食べたいときは、火を通せばOKです。
わたしは何も知らずに食べていたのですが、今から考えたら怖くなります。
カフェインを多く含むもの
カフェインは妊娠中でなくても、過剰摂取には注意したいもの。
食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~|厚生労働省(外部リンク)
カフェインでの胎児への影響は確定していないと言われていますが、妊娠中のカフェイン摂取については摂取量の基準を設けている、摂り過ぎないよう注意喚起している国や機関があります。
アルコールのように絶対ダメ!というわけではないようです。
双子の妊娠中、唯一飲めた飲み物がカフェインたっぷりの無糖紅茶だったんですけど、『飲めるならなんでもいい』な時期だったので、お医者様からはなんの注意も受けませんでした。
ビタミンA
「え?ビタミンて必要なんじゃないの?」
ってなりませんか?
わたしはなりました。特にビタミンAはいわゆる『鳥目』の予防にもなるしって。
でも、妊娠中、特に初期においては赤ちゃんに影響が出ることがあるので摂取量が決められています。
体にいいからとレバーをモリモリ食べたり、ウナギをいっぱい食べたり、サプリメントで過剰に摂ったりしないようにしましょう。
妊娠して食べ物の好みが変わると
つわりだなんだで食べられるものが限られてしまったり、食欲にも変化が出たり。食べるのに注意が必要なものもあります。
わたしの友人のお母様は友人を妊娠中、インスタントラーメンしか食べられない時期があったとか。それはそれで心配だったでしょうね。
特定のものばかり食べず、いつも通りの食事をしていれば、気を付けるのはチョットだけです。
あれも食べなきゃ、これはダメとあまり神経質にならずに。
食べ物の好みに変化が出てきたら、生まれてくる赤ちゃんの好みはこれなのかな?とかこれは嫌いなのかな?なんて想像するのもいいですね。
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※2019年2月20日の記事を加筆・修正しました