花哉さんちののんびり生活

子育ての壁、すり抜けたい。悩みすぎない育児でのんびり生活

子どもの自己肯定感を高める成功体験に釣り堀がオススメなワケ

子どもにとって、自己肯定感を持つというということは、とっても大事なことらしいです。

 

長男が小学校1年生のころ「自己肯定感が低い子です」と担任の先生に言われました。確かに、自己肯定感など持てないような環境だったかもしれません。

 

では、自己肯定感を持たせるにはどのような方法があると思いますか?

 

自己肯定感を持つために必要なもの。

 

その中のひとつに『成功体験』があります。

 

「こんなことが出来た!」「すごいね!」

 

その成功体験の積み重ねが、自己肯定感につながっていくのですね。

 

 

自己肯定感を得るための成功体験の積ませ方

成功体験なんて仰々しい言葉を使うと、すごく大変なことに感じてしまうけれども、そんなに難しく考えなくても大丈夫です。

 

自主的に靴がそろえられた、言われなくても宿題が出来た、ご飯を残さず食べることが出来た、そのすべてが成功体験につながります。

 

こういうことをこまめに拾って「よく出来たね!」と声かけをすることが自己肯定感につながっていくのですね。

 

そう言うわたしもあまり出来てはいません。

 

親も子どもをよく見て、小さな成功を見逃さないように声かけをする努力が必要ですね。

 

でも、もうちょっとわかりやすく「こんなこと出来たよ!」という体験が欲しくないですか?

 

そんなときにオススメのスポットが『釣り堀』です。 

 

 

思い立ったらすぐ行ける釣り堀

母親ってそうだと思うんですけど、初めてのことをするときは、その危険性を第一に考えてしまいませんか?

 

子どもたちにとって初めての釣り。

 

長男は、年長さんのころに祖父の船でキス釣りを経験しています。その時は、祖父とダンナで長男を見ていましたが、今回は子どもが3人。どう考えても大人の手は足りません。

 

では、堤防釣りならどうだろう?

 

堤防釣りは初心者でもわりと楽しめるし、時期によっては入れ食いか!とばかりに連れることもあるので、楽しいんですよね。

 

でもね、堤防ですよ?

 

釣りに夢中になって堤防の端を踏み外して海に落ちたり、海を覗き込んで頭の重みで海に落ちたりしたらどうしようって考えてしまいませんか?

 

そんなことを考えていたら、ちょっと堤防釣りに行ってみよう!となっても、準備するものが多すぎます。

 

堤防釣りに必要なもの

・竿×3(最低限)

・エサ

・ライフジャケット×3

・大人の手×3以上

 

最低限、これだけは用意しないと、自然(海)には立ち向かえません!わたしとしては!

 

もうどんだけ心配性なの?と言われても、譲れません。

 

もちろん、一度用意してしまえばずっと使えるものもありますが、いかんせん初めてなので。1回こっきりで無駄になる可能性もありますので!

 

そうなると、堤防釣りも気軽にというわけにはいきません(大部分が自分のせいか)

 

そこで釣り堀、釣り堀ですよ!

 

何の準備も要りません、朝起きて、お天気がよければすぐ行けます!

 

釣り竿の画像

TheDigitalWayによるPixabayからの画像

 

 

いざ、釣り堀へ

別に釣り好きじゃないわたしは正直「釣り堀?めんどく…(略」だったんです。

 

けれど、釣り堀なら安全面で目が届きやすいし、万が一ドボーンと落ちてしまっても助けられる!と思えたので、試しに行ってみることにしました。

 

お天気はそこそこ。寒くもなく、風も強くない、そんな日でした。朝起きて、思い立って行く初めての釣り堀。

 

準備するのは元気な体のみ。竿もライフジャケットも要りません。

 

 

今回行った釣り堀の料金設定はこんな感じ↓ 

料金

コイ釣り

1時間(竿、エサつき)500円

2時間(竿、エサつき)700円

延長(10分ごと)50円

エサ追加 50円

同伴入場 無料

 

同伴以外に、入場時間などが書かれたカードが首から下げられる状態になったものが配られます。

 

あと、子どもだけかもしれませんが、お店に置いてある駄菓子20円分と交換できるお菓子引換券がもらえました。

 

エサは、テニスボール大が1時間につき1つもらえますが、1個で2時間はカバーできそうなくらいの量です。

 

 

 

初めての釣りで経験できること

竿を借りたら、まず持ち運び方から教えます。針が付いているから危ないですからね。 

 

席を確保したら、針の取り扱いやエサの付け方、糸の垂らし方などをやってみせます。やってみせたら、次はやらせてみる。

 

「難しい~」と言いながら針にエサを付けます。エサが大き過ぎれば魚が食べにくいし、小さすぎれば針が丸見えです。ちょうどよい大きさを見つけなくてはいけません。

 

糸を垂らしたら、注意深くウキの動きを見ます。

 

ピクピク動いているうちは魚はかかっていませんが、ウキがくぅーっと沈んだら引き上げるチャンス!

 

グッと引き上げると竿がぐぃーっとしなって魚がかかっている手ごたえをバッチリ感じられます。

 

針に返しがついていないので、そのまま逃げられてしまうこともあるし、うまく釣り上げるときもあります。

 

魚がかかったときの手ごたえや、逃げられた時のガッカリ感、釣り上げたときの高揚感など、さまざまなことを経験できていると思いませんか?

 

そして、1匹でも2匹でも、自分の力で釣り上げたことにより、それは成功体験として自己の中に残ります。

 

釣り上げたコイ

  ↑釣り上げたコイ。けっこう大きいです。

 

 

おまけ、釣り堀の利点と難点(わたし的思考)

釣り堀の利点

・竿やエサなどの準備が要らない

・初心者でも必ずと言っていいほど釣れる

・釣り針にかえしがないので万が一刺さっても抜けなくなる危険がない

・万が一ドボンと落ちてしまってもすぐ引っ張り上げられる

 

釣り堀の難点

・食べるお魚ではないので食育にはならない

・海は川ほどの迫力はない

 

 

知識はゼロで行ってみた釣り堀の利点と難点。こうして箇条書きにしてみると、初めて釣りを体験させてみるなら、行ってみない手はないですよね。

 

わたし自身があまり乗り気でない状態で足を運んだ釣り堀ですが、初めて釣りを経験した子どもたちの笑顔という思わぬご褒美をいただきました。

 

そして、自分で竿を持ち、エサを付けて魚を釣るという「やった!」「出来た!」「釣れた!」という感情は何物にも代えがたい成功体験となります。

 

そうしてまた、新しいことにチャレンジする気持ちや自己肯定感となるのですね。

 

子どもが初めてなら親も初めての釣り堀での釣り体験。

 

「水に落ちないで~」「針に気を付けて~」と少々口うるさくなってしまうのは、仕方のないことと大目に見てもらえますかね…?笑

 

 

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※2019年4月14日の記事を加筆修正しました