女性に限らず、浮腫みに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
わたしはと言えば、まだ浮腫みというものがなんなのかよくわかっていない若かりし頃、朝起きて鏡を見たときに「今日は一段とブサイクだな」と感じた日は恐らく浮腫んでいたんでしょう。
しかしながら「浮腫んでタイヘーン」とか「ブーツがはけなーい」と実感することはなく、浮腫みとはあまり縁深くなかったよう思います。
でも、妊娠中となれば話は別で、やはり浮腫みました。今日はそんな浮腫みの大敵、塩分を排出していこうというお話。
- 浮腫みかどうかの判断は指で押してみる
- 浮腫みを解消したいときには
- さまざまなところに潜む塩分を知ろう
- 塩分排出の強い味方『カリウム』を上手に摂ろう
- カリウム摂取で塩分排出レシピ
- 妊娠中に塩分制限をされたお話
- 塩分排出以外の浮腫み対処法
浮腫みかどうかの判断は指で押してみる
まず、浮腫みとはどういったものなのでしょうか。
浮腫みとは、血管から水分がしみ出した状態になることをいいます。
原因はいろいろありますが、大きな病気が隠れていることもありますので浮腫みが強い場合や続く場合には注意が必要です。
普段わたしたちが感じる浮腫みは、長時間同じ姿勢でいたためにブーツが履きづらくなったり、いっぱい泣いちゃった次の日に、顔がパンパンに浮腫んだりするアレですね。
休憩したり、シャワーを浴びたりすることで解消できる浮腫みです。
浮腫みは、見た目で「うわっ顔パンパンやん…」とすぐわかっちゃうこともありますし、靴下の跡が消えづらかったり、指輪が抜けにくかったりします。
また、足首を指で押して、指の跡がくっきり残り、戻りが遅いようなら浮腫んでいることが多いです。
浮腫みを解消したいときには
浮腫みの原因は病気以外にもいろいろあります。
たとえば塩分の摂りすぎ、たとえば運動不足による筋力低下、たとえばストレス。
生活習慣やストレスに原因がある場合は、原因をなくすまでに時間がかかることが多そうです。
ただひとつ塩分だけは、今日!今!この時から!調整していくことができますよ。
さまざまなところに潜む塩分を知ろう
塩分摂取量を減らそう、と思ったときに、調味料に使う『塩』そのものにだけ気を付ければいいと思ってはいませんか。
醤油や味噌はもちろんのこと、粉末ダシ、カレー粉やコンソメ、ハムなどの加工肉にも塩分は含まれています。
カルシウムが摂れるからとかじっているニボシにも、表記を読むと塩分が含まれているものが多いので、塩分制限をしたいときは無塩のものを選ぶようにしましょう。
塩分はおいしいということがよくわかりますね。およそおいしいものには塩分が含まれているようです(生鮮食品は除く)
塩分排出の強い味方『カリウム』を上手に摂ろう
カリウムとは、野菜や果物に多く含まれている栄養素で、腎臓から尿と一緒にナトリウム(塩)を排出する働きをします。
ただし、腎臓に疾患がありカリウムの摂取制限がある場合はカリウムを多く摂ることができませんのでご注意ください。
カリウムの多い食品
・果物類(バナナ、キウイ、アボガドなど)
・海藻類(昆布、ワカメ、ひじきなど)
・チョコレート
・ナッツ類
・豆類
・イモ類
・乾物(高野豆腐、切干大根など)
わりとまんべんなくいろいろなものにカリウムは含まれていますが、生鮮食品や乾物に含有量が多いようです。
カリウムは水に溶けだすので生で摂取する方がよく、果物や生野菜で手軽に摂取できます。また、スープならば溶けだしたカリウムもあますところなく摂れるのではないでしょうか。
Julie HenriksenによるPixabayからの画像
カリウム摂取で塩分排出レシピ
レシピらしいレシピではないのですが、塩分を控えているときによく作っていたものです。
アボカドとトマトのサラダ
材料
・アボカド
・トマト
・ポン酢
・ごま油
1.アボカドとトマトは大きめの細の目に切る
2.ポン酢とごま油を混ぜてドレッシングを作る
3.1と2を和えて完成
レシピと言っていいのか?混ぜただけ。
ドレッシングは醤油を少し混ぜたワサビマヨネーズでもおいしいし、お好みのドレッシングがあればそれを使っていただいてもよいです。
てことは、切るだけ…あとは自由。
トマトと玉ねぎのスープ
材料
・トマト
・玉ねぎ
・生姜(絞り汁)
・塩
・ブラックペッパー
・コンソメ
1.トマトを細の目切りにします
2.玉ねぎも細の目切り、薄切りでもいいです
3.コンソメを入れて煮ます
※時間はお好みですが、わたしは20分くらいが好みでした
4.塩で味を調えます
5.生姜の絞り汁を入れ、ブラックペッパーを散らします
コトコト煮ることができれば、コンソメはなくてもよいし、生姜の絞り汁を多めにすると塩も少なくてよいです。
仕上げのブラックペッパーは粗挽きがオススメ。うす味でもピリッと締まります。
妊娠中に塩分制限をされたお話
もともとあまり浮腫む方ではないのですが、長男を妊娠中に浮腫みが出ました。何が起こるかわかりませんね。
母子手帳には【塩分制限】のハンコがドーンと押されまして。
塩分摂取についてはそもそも気を付けていたので、あとはカリウムを摂って排出を上手にするほうがよいかなと思ったのですが、わたしはあまりフルーツを好まないので上のレシピで作ったものを食べてカリウムを摂取しました。
ちなみにこのとき、スープはノー塩分。つまり、コンソメも塩も入れずに作っていたんです。生姜の絞り汁とブラックペッパーを効かせると、まったく塩分がなくても飲みやすく感じました。
塩分制限をされていないダンナも一緒に飲んでいたのですが、バテ気味になったり疲れやすくなったりしたので、塩分を制限されていないのであればノー塩分では作らない方がよいですね。
意識的にカリウムを摂取するようにしたら、塩分制限はすぐに解除してもらう事ができました。
塩分排出以外の浮腫み対処法
浮腫む原因には、筋力不足もあるようです。
そうか、最近浮腫みを感じるのはそのせいもあるのかとヒシヒシ感じている次第です。
筋力不足ということは、やはり普段からの運動や筋トレが重要になってくるので、ウォーキングをしたり、スクワットなどで足の筋力を鍛えることが重要になってきます。
即効性は薄いですが、長期的にみて筋力アップに取り組むことは老化防止の意味でもとっても大事なので、ちょっとだけがんばろうと思います。
↓お役に立てたらクリックしてください
お立ち寄りくださってありがとうございます
※2019年2月22日の記事を加筆修正しました。