花哉さんちののんびり生活

子育ての壁、すり抜けたい。悩みすぎない育児でのんびり生活

運動会の季節と言えば?運動会が秋から春に変わっていきつつあるのはどうしてなのか考えてみた

10月10日は体育の日!

 

それも今は昔の話。

 

ハッピーマンデーが適用されてからは10月の第2週の月曜日が体育の日となっています。

 

10月10日が体育の日に制定された理由は、1964年に行われた東京オリンピックの開会式があった日だからなのですが、来年2020年は再び東京オリンピックが開催されます。

 

なので2020年に関しては体育の日は開会式の7月24日(予定)になり、名称も『スポーツの日』になるようです。

 

スポーツの秋!

 

秋といえばスポーツの秋、涼しくなってきて体をどんどん動かしたくなる…はず。食欲も増すので、スポーツで相殺できるのはいいですね!

 

以上のように、スポーツや運動に関することは『』のイメージが強いです。

 

子どものころから、運動会は秋でした。

 

ところが昨今、春に運動会をするところが増えてきているそうじゃないですか。

 

違う県の話だと思っていたのですが、地元でも運動会を春に行うところがドンドン増えています。うちの子が通う小学校もです。

 

春の運動会と秋の運動会について考えてみました。

 

運動会の日の空の画像

keizi5050によるPixabayからの画像

 

 

なぜ秋に運動会を開催することが多かったのか

運動会のルーツは古く、明治時代までさかのぼるようです。

 

そんなころから…

 

子どものころから運動会があまり好きではなかったわたしは気が遠くなりましたよ。

 

運動会というものが行われ出したころはまだ秋に開催するという概念もなかったようですが、秋に定着していった理由にはやはり農作業があるようです。

 

昔は田植えや稲刈りといった農作業は家族どころか一族総出でしたし、子どもも重要な労働力だったので田植え休みや稲刈り休みは普通のことでした。

 

わたしが子どもの頃も、大きな農家の子は『田植え』で休んでいたことがありました。

 

稲刈りも終わり農作業がひと段落したとき、運動会が開催されるようになっていったのは当然の流れですね。

 

 

秋の運動会にある問題点とは?

1.残暑が厳しい

昔と比べると、残暑が厳しく感じられるようになったと思いませんか。

 

子どもの頃は、夏休みが終わると徐々に秋らしくなって…という記憶がありますが、今では9月なんて真夏以外の何者でもないほど暑いですし、10月に入っても暑いときがあるくらいです。

 

ところが、気温の推移を調べてみると、そうでもないんですよね。

 

9月の平均気温の推移グラフ

気象庁のデータを元に作成 

 

あんまり変わってない…むしろ下がって感じる…?

 

もう平均気温なんてウナギ登りの右肩上がりじゃないの~って思ってたんですが、全然そんなことはありませんでした。

 

もしかしたら、気温そのものよりも湿度や、コンクリートなどによる太陽光の跳ね返り、風の抜け方が変わったために暑く感じるのかもしれませんね。

 

まぁそれにしても近年は特に暑く感じるし、熱中症に罹る人も増えています。

 

2.天候が不安定である

秋雨前線が関係しているのかどうか、雨の日が増えます。

 

運動会はできれば予定通り開催したいものなので、多少雨が降ったからといって絶対中止になるわけではないです。

 

朝早くに雨が降っていても、開催時間のころに止む予定であれば決行されることもあります。ということは、どうであれとりあえずお弁当の準備は必要です。

 

最近の天気予報はかなり正確とはいえ、思う時間に雨が止まなかったり、予定より早く降りだしたりすることもあります。

 

当日までは天気予報とにらめっこ、当日はお空とにらめっこ、となることもしばしば。

 

運動会が度の季節に開催されようともお天気は気になりますが、秋の天候は特に不安定なので、当日までまったく安心できません。

 

3.町内のお祭りなどの行事やイベントが多い

地域にもよると思いますが、秋は秋祭りなどの町内行事が盛りだくさん。わたしの住む地域では子ども獅子がある町もありますし、大人も子どもも大忙しです。

 

町内の行事やイベントに重ならないように運動会の日程を組むことは難しく、また子どもたちも夏休みの疲れを引きずったままでは体力的に厳しい一面もあります。

 

 

春の運動会がよい理由とは?

運動会といえば秋!という概念はあるものの、上記のように秋に開催するにはクリアしなければいけない問題もたくさん。

 

一転、春はそれらの問題がスムーズに解決できる季節と言えます。

 

1.残暑はない

春の心地よい気候からだんだんと汗ばむ時期に入るとはいえ、照りつくような太陽のパワーもまだなく、熱中症の心配も少ないです。

 

2.天候が安定している

梅雨にも入る前で、雨の日が非常に少ないです。

 

わたし、北陸は日本の熱帯雨林気候じゃないかと思うほど湿度の高い地域だと思っているんですが、蒸し暑い日も少ないのが春のこの時期です。

 

晴れの日が多いので運動会が延期になる可能性も低く、弁当はいるのか…?という心の中の戦いもありません。

 

強いて言えば、風がちょっと強いかもしれませんが、5月も終わりごろになるとそれも治まってきます。

 

3.町内行事も落ち着いている時期

秋と同様、地域によるとは思いますが、春祭りもとうに終わり、町内イベントごともないわけではないにせよ、秋ほどではないです。

 

上記3点は、秋の開催と比較して、よいと感じる部分です。その他にも春の開催がよい理由を上げてみましょう。

 

4.学校全体の団結を強くできる

特に1年生は、新しい生活が始まって落ち着いてきたかどうかという時に運動会の練習が始まるので、気持ちが付いていくのかどうかという心配はあります。

 

しかし、ひとつの目標に向かって学校全体でがんばることで、他学年とのつながりも強くなります。

 

そうして、学校にどんどん馴染んでいくことができるし、仲間意識が強くなるのではないでしょうか。

 

中には、うちの長男のように新しい環境に馴染むことが難しい子もいますが、そういった子がいることを早い段階で見つけることが出来て、対応しやすい一面もあるかもしれませんね。

 

 

春と秋、昔は2回あった運動会

これを知ったとき、衝撃だったんですが。

 

運動嫌いで運動会も好きでなかったわたしなので、2回もあったら苦痛でしょうがなかっただろうなと。聞いたことがなかったので、ずいぶん昔の話なんでしょう。

 

春、田植えが終わったころ、秋、収穫が終わったころに開催されていたようです。

 

春の運動会にせよ、秋の運動会にせよ、日本の行事には米作りをはじめとした農作業が深くかかわっていることがよくわかります。

 

あぁ、素晴らしきかな日本。

 

今日もお米がおいしいです。

 

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