お世話になります、花哉です。
長男が初めて熱を出したのは、生後3ヶ月を迎えた当日。忘れもしません。
たまたま母と約束があったので手伝ってもらって一緒に小児科へ。その時に先生に言われました。
「小学校に上がるまでに50回くらい熱出すよ」
ふへぇ、50回。ホントに?と思ったけれど、実際はそのくらいかもうちょっと多いくらいは発熱しているので間違いではないのでしょう。
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赤ちゃんに粉薬を飲ませるには
生後3ヶ月なんて、まだ母乳やミルクしか飲んでいないころです。そんなころに、粉薬を処方されてもどうしていいかわからないわ、となりますよね。
わたしが小児科の先生に教わった方法になります。一般的な方法ということでしょうか。
1.小皿に、粉薬を入れます
2.ほんの1、2滴の水(気になるなら湯ざまし)を入れます
3.こねてペースト状にします
4.清潔な指で、赤ちゃんの頬の内側に塗ります
5.すかさず母乳かミルクを飲ませます
難しいのは水の量でしょうか。
多くなると、ペースト状にならずにべちゃべちゃになりますので、そうなると指ですくい取るのが難しく、飲ませ残しが出てしまいます。
スプーンにちょっとだけ水を取り、ピッピと垂らすように入れたり、可能ならスポイトなどを使用する方がよさそうです。
舌の上に乗せるのではなく頬の内側に塗るのは、なるだけ味を感じさせないためです。赤ちゃんの粉薬は甘めで飲みやすく作られてはいますが、その味を嫌がる子もいますし、口に含んでしばらくするとやはり苦味も出てくるようです。
・水を入れすぎない(ペースト状にする)
・頬の内側に塗り、すかさず母乳(ミルク)
この2つのポイントに注意してみてください。赤ちゃんが嫌がる間もなく、飲んだこともわかっていないうちに薬を飲ませることができます。
このおかげなのかお薬の味がよかったのかはわかりませんが、うちの子はお薬を飲むことを嫌がることなく、むしろ積極的に飲んでくれたし、1歳を過ぎるころにはお口の中にサラサラ~お水ゴクゴクーで飲めるようになりました。
苦いお薬を飲まなくてはいけないとき
小児科では基本的に甘く飲みやすい薬を処方してくれますが、インフルエンザにおけるタミフルのように、味の調整の難しいお薬が処方されることがあります。
それまで難なくお薬を飲んでいたうちの子も、初めてインフルエンザに罹り、処方されたタミフルを飲むことになったときは大変でした。
タミフルなどの薬は決められた回数をきちんと飲まないとならない薬ですが、1回目はわからないまま飲んでくれたとしても『いつもと違う』『苦い薬』と認識してしまったら、2回目以降は飲むのを拒否されてしまいます。
子どもの頃の記憶をたどり、アイスクリームに混ぜて飲ませることを試みたんですけど、アイスクリームに薬を混ぜ込むのって、思った以上に大変!
やったことがある方はわかると思うんですけど、アイスクリームって思ったより硬くて、何かを混ぜるにはそこそこ溶かさないと混ざらないんですよね。
なるべく1口で終わらせたいのですが、1袋分の粉薬を混ぜ込もうと思ったらティースプーン1杯ぐらいでは心もとなく、うまく混ざらないことが多いです。やっと混ざったと思ったらドロドロに溶けていたり。こうなると、薬の苦味がバレやすいです。
1日2度か3度の服薬のたびに、アイスクリームと格闘するのは時間的にも気分的にもあまりおもしろいことではないなと。で、いろいろ考えた結果たどり着いたのが…
ホイップクリーム!
それも、スーパーなどでホイップされた状態で売っているものがありますよね。絞り袋に入った状態のものが。
これを一口分だけ絞り出し、薬を混ぜ込みます。冷凍庫で硬くなっているわけじゃないので、スムーズに溶けます。ティースプーンですくい取って、ペロッと一口です。
残ったものは、蓋をして冷蔵庫に入れておけば数日は使えますし、それでも余った場合はプリンやフルーツ、パンケーキなどに添えて使い切ることができます。
Sherry GaleyによるPixabayからの画像
抗生物質のような味に特徴があったり、酸味のあるものでは苦味が増すようなお薬だった場合は、チョコレート味のほうがお薬の味をごまかすことができて喜んで飲んでくれます。
注意点は、赤ちゃんには使えない方法だということ。ホイップクリームやアイスクリームが食べられる年齢や状況にならないと使えないです。
※あくまでも我が家での実践方法です。ご心配な場合はかかりつけ医に。
うちはこの方法を使うようになってから、ちょっとくらい飲みにくいお薬が処方されても飲んでくれないということはなくなりました。
今では、薬を飲むのが苦手な子用にお薬を混ぜて飲ませるゼリーのようなものもありますが、ホイップクリームは食後のデザート感覚で楽しみながら飲ませることができますよ!
アイスクリームと水薬の思い出
長男が赤ちゃんのころ、1度だけ水薬を処方されたことがあります。味見などしていないのでどんな味かはわかりませんが、白い水薬でした。(たぶん甘い)
わたしが子どもの頃、飲んだ記憶のある水薬はかなり濃いピンク色。味はたぶんイチゴだったのかな?というものでした。わたしが子どもの頃なので、駄菓子的な着色料と香料をイメージしていただければわかりやすいと思います。
さて、この水薬。
いかに甘いものが大好きなわたしでも『甘けりゃいいってもんじゃない』という飲みづらさです。飲みたくないので、水薬を飲むときに使うボトルの蓋を隠していました。水薬を捨てたり、そのものを隠す知恵はなかったようです。
このときは、どうやって飲んだかと言うと、この時こそアイスクリームの出番です。1口程度のアイスクリームに1回分の水薬を掛けてパクッと。どぎつい甘さでごまかされていたお薬の味も、まるでイチゴみるくのようになります。
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最近はどこの小児科に行っても水薬を処方されることは減っていると思うので、わたしの幼少時代の思い出として「昔はこうだったよー」なんて語り継ぐ(大げさ)のでしょう。
子どもにお薬を飲ませるのに苦労している方や、自分にはこんな思い出があるよ!という方、みなさんお話も聞いてみたいです。
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