※2019年2月25日の記事を加筆・修正しました
数か月前、長男が生まれたときからずっとお世話になっていた小児科医院が閉院しました。
理由は、ご高齢のため。
まだまだ元気な先生ではありましたが、動けるうちに後始末をしたいとおっしゃっていました。
確かにそうです。
万が一、先生が倒れてしまっては、診ていた患者さんを放り出す形になりかねませんものね。
ずっと子どもたちを診ていただきたかった先生でしたが、閉院の選択はとても先生らしいなと思ったし、こういう先生だから信頼して通っていたんだと改めて感じました。
- 小児科の現状は?小児科医は増えている?減っている?
- 産婦人科から小児科へ変わるタイミングは?
- ポイント1『通いやすい場所で探す』
- ポイント2『口コミを参考にしてみる』
- ポイント3『健康外来の時間帯を設けている』
- ポイント4『実際に病院へ足を運ぶ』
- まとめ
小児科の現状は?小児科医は増えている?減っている?
なんとなくテレビなんかで『医師数の減少』が叫ばれていることって、多い気がしませんか?
診療科を問わず見ると、病院や診療所に従事する医師は増加傾向にあるようです。
では、小児科はどうでしょうか?
医師数の推移を見てみましょう。
【参考サイト】平成28年(2016年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況|厚生労働省
微増ではあるけれど、ちょっと増えてますね!
なら、問題ないんじゃないの?
本当にそうでしょうか。
わたしの住む地域には、小児科医院、内科や産婦人科に併設された小児科および総合病院などを含めると8~9の病院があります。
そして、数年に1度は新しい小児科が開院していたそうなのですが、ここ10年以上は開いていないようです。
さらに、小児科医の高齢化も進んでいます。
我が家がお世話になった小児科のように閉院してしまうところもあるし、ひっそりと診療科から小児科を外す病院もあります。
医師の総数だけでははかれない、地域の特徴などもありますね。
産婦人科から小児科へ変わるタイミングは?
妊娠すると、まずは産婦人科へ通います。
病院によるのかもしれませんが、わたしがお世話になった産婦人科は、生後1ヶ月健診まで赤ちゃんのことも診てくれましたし、相談にも乗っていただけました。
ママの1ヶ月検診と合わせて、赤ちゃんも診てくれるんです。
1ヶ月検診に行き、初めて『産婦人科卒業』と言われるのですけど、このときに「あっ、次からは小児科なのか」と気付いたんですよね。当たり前のことなんですが。
なので産院にもよりますが、タイミングとしては1ヶ月健診のあと。
もちろん、それまでに調子を崩してしまったり相談したいことがあるときは小児科に行くとよいと思います。
では、その小児科はどうやって決めたらいいんでしょうか?
ポイント1『通いやすい場所で探す』
近いかどうか
わたしが住んでいる地域は車移動がメインで、公共の交通機関はあまり使う事がありません。
とはいえ、具合の悪い子どもを連れて長時間運転したり、緊急の場合を考えると、出来るだけ近いところがよいです。
なので、近いところにある小児科をピックアップしようと考えました。インターネット大活躍!
「○○(住んでいる地名) 小児科」で検索すると、ズラズラと検索結果に出てきました。
しかし、出て来たのはわたしの住んでいる地域から車で10分~15分かかる病院ばかり。どこも似たり寄ったりでした。
道路状況はよいか
次は病院までの道のりというか、道路状況を考えました。
交通量が少ないとか、道順が簡単とか。
やはり、ちょっと気持ちが焦ってしまうかもしれないことを考えると、出来るだけ安全に運転していける道順がいいですもんね。
駐車場の有無と立地条件
このあたりは駐車場がないところはあまりありませんが、車を停めやすいか、出入りしやすいかどうかはとても重要になってきます。
あまりに往来が多いと、事故の危険も増えます。子どもを乗せているので(乗せていなくてもですが)事故は絶対に避けたいですもんね。
そうすると、いくつかの小児科に絞られてきます。
ポイント2『口コミを参考にしてみる』
ポイント1で使用した検索項目「○○(住んでいる地名) 小児科」に「口コミ」や「評判」を追加して検索し直してみると、該当の小児科の口コミや評判が書かれたサイトを見ることができます。
・優しい先生です
・看護師さんが親切です
・不安なときに話を聞いてくれます
etc…
いろんな口コミが出てきますが、悪い口コミはほぼありません。
他の地域のことはわかりませんが、いい病院ばかりなようでちょっと嬉しいです。
そうして何度も口コミを読み返し、自分たちの考えと合いそうな病院を探して行きました。
ポイント3『健康外来の時間帯を設けている』
健康外来というのをご存知ですか?
予防接種に健康診断。
赤ちゃんが生まれると、病院に行く機会が増えます。
ですが、病院は基本的に具合のよくない人が行く場所です。
うちの子は元気いっぱいなのに、病気をもらっちゃったりしないかな?って心配になりませんか?
やはり抵抗力の弱い赤ちゃんや幼児は、他の患者さんの風邪などをもらったりしやすいです。
それ避けるためにも『健康外来』として予防接種や健康診断専用の時間帯があるのです。
どの時間帯や曜日に『健康外来』を設けているかは、病院によって違うので、行きやすい時間帯の病院を選ぶのもいいと思います。
ポイント4『実際に病院へ足を運ぶ』
最後のポイントは、実際に足を運んで、病院の雰囲気や先生や看護師さんの人柄などに触れてみることです。
ポイント3までの段階で「ここにしよう」候補は絞られていますよね。
あとは健診や予防接種。実際に風邪をひいて病院に行くことがあるでしょうが、実際に会って、診察してもらい、自分たちや子どもとの相性は合いそうかどうかなどを確かめてみましょう。
「この先生、なんか好きかも」
これでいいと思います。
逆に、少しでも違和感を感じたら他の病院も試してみてください。
違和感はウソをつきません。たぶん。
まとめ
長男とき、以上の4つのポイントを大事にして小児科を決めました。
長男も双子も、本当にお世話になったし、わたしも本当に信頼していました。
残念ながら閉院してしまったので、わたしはまたこれらの4つのポイントを軸に新しい小児科を探しています。
かわいいわが子の命を預けるといっても過言ではない小児科。
素敵な先生に巡り合えることをお祈りしています。
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