花哉さんちののんびり生活

子育ての壁、すり抜けたい。悩みすぎない育児でのんびり生活

断乳を決意した理由と成功へのカギは?子どもによって違う理由とポイント

授乳をやめてだいぶ時間が経ちました。

 

だいぶどころか、そんな日々もあったねと遠い記憶に想いを馳せるほどに時間が経ちました。

 

初めて授乳をした長男の誕生日。

 

病院から『馬油(マーユ)』なるものを支給され「?」となりました。

 

いったい何に使うんだろう…。

 

その理由を数日で思い知ることになります。

 

「めっちゃ乳首が痛い…」

 

ヒリヒリと擦り切れるような痛み。ヤワなおっぱいは24時間ヒリヒリと痛みます。

 

そうです、馬油は授乳で受けるおっぱいへのダメージを少しでも和らげるためのものでした。

 

ちゃんと塗ってても痛くなるんですけどね。

 

授乳の思い出は、思い出せばあふれかえるように出てきますが、断乳や卒乳についてはどうでしょう?

 

苦労したことはよく覚えていると思うんですが、断乳や卒乳は楽に出来てしまうこともあるし、ものすごく大変なこともあります。

 

 

長男の断乳を決意した理由とタイミング

長男はミルクアレルギー疑惑もあり、基本的には母乳メインで授乳していました。

 

とはいえ、離乳食はとっても順調に進み、好き嫌いもなくたくさん食べてくれました。

 

そのうち、離乳食後の授乳やおやつ代わりの授乳を必要としなくなってきたんですね。おなかいっぱい食べられるから。

 

「もう断乳しても良いのでは?」

 

そう考えたのは長男が11ヶ月のときでした。

 

寝る前のミルク(アレルギー用)だけにして授乳を止めることにしたのです。

 

そんなこと言って、やっぱりおっぱい欲しがるんじゃないの?

 

赤ちゃんがおっぱいを欲しがる理由は、お腹がすいたからだけではなく、さみしかったり、ママと触れ合いたかったりなどがあります。

 

だから、いささか心配ではあったのですが、長男、全く心配要りませんでした。

 

ちょっと口さみしい時は『おしゃぶり』で乗り切る!おしゃぶり大好きっ子でしたので。

 

11ヶ月での断乳は少々早い気もしましたが、長男にとっては悪いタイミングではなかったようです。

 

おしゃぶりで眠る赤ちゃん

Ben KerckxによるPixabayからの画像

 

 

断乳成功までにやったこと~長男の場合~

長男の断乳はもはや卒乳か?というくらい楽でした。

 

「おっぱい、今日で最後だからね」

 

そう言い聞かせただけです。

 

11ヶ月の赤ちゃんに対して、そんなバカなと思うでしょ?

 

でも本当にその日からです。

 

もともと断乳してもいいか、と思うほどおっぱいを欲しがることは減っていましたが、その日から全く欲しがらなくなりました。

 

なので、長男の断乳に対してわたしがしたことは『これで最後だよ』と言っただけです。ちょっとさみしいくらいです。

 

おしゃぶりをやめるときも「おしゃぶり、そろそろやめようね」と言い聞かせていたら、徐々にではあったけれど興味を示さなくなってやめられました。

 

わかってもわからなくても事前予告をするのはわりと効果があることなんですね。

 

 

双子の断乳を決意した理由とタイミング

双子の断乳を決意した理由。

 

それはズバリ『夜泣き』です。

 

当初は自分が楽だったこともあり、1歳を過ぎても普通に授乳していたんですが、夜泣きハンパなーい!

 

双子はおしゃぶりをしてくれませんでした。そのせいか、1時間おきに交互に泣くのです。つまり、30分ごとにどちらかが泣くという始末。

 

わたしは両脇に双子を寝かせ、泣いた方に体を向け授乳するという体制で寝ていましたが、連続睡眠は30分ずつしか取れていませんでした。

 

そうしているうちにわたしも仕事復帰することになったものの、双子の夜泣きがおさまることはありません。

 

こりゃ無理だ。

 

体が持たん。

 

しかし、双子の断乳となるとひとりではどうしても手が足りないわけです。

 

そこで選んだタイミングは『ダンナが長期休暇のとき』 

 

双子ガール担当はわたし、双子ボーイ担当はダンナで、断乳開始です!

 

泣く赤ちゃん

Ben KerckxによるPixabayからの画像

 

 

断乳成功までにやったこと~双子の場合~

断乳初日。

 

長男のときのように『おっぱい最後だよ』の事前予告はしましたが、双子にはあまり伝わらなかったようです。

 

おっぱい、ミルクなしでの寝かしつけ、いざ臨戦態勢に。

 

抱っこしてゆらゆら。

 

しかし、双子は火がついたように泣くのです。

 

「おっぱいおくれよー!寝られないよー!」

 

そう言っているのでしょうか。もうそれはそれはすごい泣きっぷり。

 

でも、負けるわけにはいきません。

 

ひたすら抱っこし、ゆらゆらし、ウロウロし。

 

無事に寝付くまで数時間、ゆらゆらウロウロ。

 

ダンナも同じようにゆらゆらウロウロ。

 

すっごく大変だった―!というのは2日くらいで、あとはわりとすんなり寝てくれるようになりましたが、双子のギャン泣きに心が折れそうになることもしばしば。

 

「もう、おっぱいあげちゃおうかしら…そしたら寝てくれるかしら」

 

「イヤイヤ、ここでくじけてはいけない、今しかチャンスはない!」

 

この機会を逃せば、また授乳は続き、眠れない日々がエンドレス…(遠い目)なのでこちらも必死です。

 

ここで、心が折れてしまわないこと、負けないことが肝心ということですね。

 

おかげさまで断乳が成功してからは夜泣きもほぼなくなり、わたしも連続睡眠(それでも3時間くらいですが)が取れるようになりました。

 

 

断乳によって起こったおっぱいトラブルは?

断乳や卒乳すると、心配なのがママのおっぱいケアです。

 

それまで朝に夜になく生産してきたおっぱいに突然「もう結構ですよ」というわけですから、生産していた側は大打撃です。

 

在庫はあるわ生産は急に止められないわ。

 

ママによっては、残った母乳を絞るマッサージを受けるなどのおっぱいケアをしていると思います。

 

ですが、長男のとき、わたしはなーんにもしませんでした。

 

ちょっとおっぱい張ってるな、という状態になったくらいで、授乳を止めたことによる辛さとか体調不良はまったくなかったのです。

 

しかし、双子のときはちょっと怖かったです。

 

授乳を止めてから、おっぱいにゴリゴリしたかたまりがあるんですよ。長男のときには見られなかった現象だったので「なんだこれ?」ってものすごく心配になりました。

 

心配になりすぎて産院に相談したところ、対応外の案件ではあったものの助産師さんに診ていただくことができ、マッサージなどをしてもらい、心配ありませんというお言葉もいただきました。

 

やっぱり「前回と違う」というのはちょっと怖く感じますよね。前はそうじゃなかったのに…となると。特に女性にとっておっぱいの異変というのはことさら怖いですから。

 

 

授乳をやめるとき、ママもちょっとさみしい

多くの方がそうだと思うんです。

 

『今日でもう授乳はやめよう』

 

そう思って最後の授乳をしているとき、とてもさみしく思うのです。

 

授乳は、ママ(だけではないけど)と赤ちゃんをつなぐ特別なもので、赤ちゃんがおっぱいを飲む姿は、授乳をやめたら二度と見ることはできない光景なのですから。

 

おっぱいを飲む姿がいとおしすぎて、本当に授乳をやめていいのか、最後の最後まで悩むこともあります。

 

赤ちゃんはまだおっぱいを求めているのに、やめてしまうのはかわいそうなんじゃないかと感じることもあるでしょう。

 

このさみしさを乗り越えることも、断乳には必要なんですよね。

 

まったく、母というのは強くないとやっていけないっていうのが、よくわかりますよね。

 

 

子どもひとりひとりで違う断乳ストーリー

うちのように、比較的すんなり断乳が成功したところもあれば、子どもが泣かずに寝ついてくれるまで1週間以上かかった人、断乳には成功したものの、夜泣きは収まらなかった人。

 

いろんなお話を聞きます。

 

人と違って当たり前、セオリー通りにいかなくて当たり前です。

 

赤ちゃんのペースに合わせ、ママやパパの都合のよい時に断乳、卒乳していけるとよいですね。

 

 

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